迅速な御返答感謝いたします。
貴方の、製作されているインターセプターのすばらしさは理解できました。取引の条件も基本的に問題は無いと思われます。
では、これからは実際にオーダーするつもりだと言う前提のもとの質問をさせて頂きます。燃料ですが、年式上有鉛ガソリンである事が考えられますが、もしそうだった場合は、なにか対応策はありますか?
日本は気候の性質上、エアコンがないと、著しく快適性を削ぎます。また、冷媒も134aでないと、高価であり、年々入手が困難になってきます。134aのエアコンをインストールする事は出来ますか?
日本への輸送に関して、そちらではどこまでが可能なのでしょうか?
現在、思いつく質問はこのくらいです。よろしくお願い致します。なお、当方のビデオシステムはVHSです。


もしビデオテープがここ両日中に届かなければ、その旨お知らせください。

ビデオはお楽しみいただけると思います。録画の中で、私のノーマル仕様の赤いXBファルコン・クーペ・タイプも冒頭に映っています。

黒のインターセプター用エンジンについて
私はインターセプターのエンジンに無鉛ガソリンが使えるようにする方法として、シリンダー潤滑剤(添加剤として)を入れてエンジンを保護する対策を考えました。しかしながら、グラント君と昨晩話し合った際、グラント君の手で別のエンジンを組み立てることも可能なことに気がつきました。そのエンジンはバルブとバルブ・シートを強化して無鉛燃料を使えるようにしたもので、添加剤の使用を必要としません。
このようなエンジンのシリンダー・ヘッドの改良は、多少値段が上がりますが、そういうやり方も必要であれば出来ることを申し上げておきます。
私が記憶するところでは、日本では無鉛ガソリンが使われていますよね。
松原さんがオーダーしてくださる場合には、日本で使われているガソリンのオクタン価を同時にお知らせくだされば助かります。オクタン価のデータがあれば、グラント君がエンジンを組み立てる際に参考になります。
松原さんのインターセプターを作る前に、当方では「ワシントン」という別のレプリカ車両を製作いたしました。その車両は今、アメリカに向かって船で輸送されている最中です。
インヴォイス(pro Forma invoice)を準備していますが、出来次第それをそちらにファックスいたします。明日か明後日になると思います。オーストラリアではこの週末に祝日がありますので、私どもは1月28日(火)までオフィスには出勤いたしません。ファックスも切ってあります。
松原さんもお分かりかと思いますが、私としては意思疎通に何ら支障がないことが最も重要だと考えています。
そのためにも、言葉の違いによって思い違いがあるといけませんので、この時点で私としては、いくつかのポイントについて概要を述べて明確にし、私たちの間に混乱が無いようにしておきたいと思います。

# インターセプターのレプリカ車両は1972年から1975年までの年式のベースカーを用いて製作します。
インヴォイス(pro Forma invoice)には製作作業の代金が反映されます。私たちが製作を何年に(いつ)着手したかは、レプリカ車両としての正確さに悪影響を及ぼすものではありません。なぜならば、レプリカ車両は映画に出てくる車両の使用にマッチするよう組み立てられるからです。

# シッピング
レプリカ車両の日本までの運送費用は、レプリカ車両の価格には含まれません。
当方といたしましては、パース市にある会社にシッピングを手配することが出来ます。明日にもコンタクトを取り、日本までの輸送枠を確保することも出来ます。グラント君も私もシッピングの手配はサービスとして行なうもので、輸送費用からの利益を得ることは考えておりません。依頼する会社は優秀な会社で、日本のラリー・チームがオーストラリアに来たとき、車両とパーツの輸送を担当しました。輸送枠を確保するにあたり、日本での荷降ろし港が東京港で間違いないかどうかご確認ください。

# レプリカ車両以外の超過費用としては、エアコン代金ドルです。134aのエアコンのインストールは、全く問題ありません。

# その他のエクストラ・チャージの項目として考えられるものは次の通りです。
エンジン:バルブとバルブシートを強化して、無鉛燃料が添加剤なしでも使えるようにすること。これのエクストラ・チャージです。
塗装作業:塗装作業の仕上げ品質は、ビデオでご覧になった「ロサンジェルス」というレプリカ車両の品質に準じたものです。使用するのはアクリル塗料で、映画で使われる車に適しています。当方製作の車両は全てこのアクリル塗料で仕上げています。またこの塗料は、車両を日常的に使用する場合にも、また展示会などに出品する際にも適するようにとの、各レプリカ車両オーナーからの要望に応えたものです。

一方、松原さんは車両をご自分の展示場に展示するということでしたら、もしかするともっと高品質な塗装作業を必要とされるかもしれません。このようなオプションの場合ですと、通常のオーナーはこのような車両の使い方はしないので、レプリカ車両の価格を引き上げてしまう可能性があります。
グラント君がBMWの工場で働いているので、BMWやポルシェ、フェラーリといった車の塗装を手掛けているマスター・クラフトマンに連絡を取ってみます。
この職人さんは松原さんのレプリカ車両を最高級品質(BMW、ポルシェ、フェラーリの)で仕上げることが出来るそうです。また、その方が展示場のショールームの明るい照明の中では適しているかもしれません。
しかしながらこのような特殊な塗装は、アクリル塗料を使って、また当方で通常雇っている職人により作業を行なった場合でも十分な見栄えが確保できますので、必要がないということも念頭に置いておいてください。その一方で、もしレプリカ車両がランボルギーニやフェラーリなどのとなりで展示されるならば、一考の余地はあるとは思います。
当方ではこのような塗装を以前にお勧めしたことはありませんが、オファーするとすれば、プレミアム・オプションとしてご提案いたします。
レプリカ車両に関わるさらに特殊な詳細事項については、インヴォイス(pro forma invoice)の中に列挙しておきます。様々なオプションがあるのでご検討ください。
最終のインヴォイス(pro forma invoice)が出来上がるまでに、松原さんのご要望をお待ちしております。そうすれば、BMWやポルシェ、フェラーリに格が上の職人により施される二回塗り特殊塗装や強化バルブおよびバルブ・シートを始め、どのようなエクストラ・オプションでも可能です。

シッピング費用はお望みならばインヴォイス(pro forma invoice)に含めます。
ご検討有難うございます。

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