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オーナーコラム・ガレージ雑記帳
Vol.2 ヤクソク
先日、急な車両リースの依頼が入りました。
「韓国軍のジープと言う設定で、左ハンドルの車を1台リースして欲しいのですが、それも急な話で収録が4日後なんです!」
4日後のスケジュールは確かに空いておりますが、車両が問題!たしか、韓国軍のジープは、キア社製の4WDで日本には、確か1台有ったか、無かったかなんですね。
「ご用意できる車両は限られておりますが、韓国軍と言う枠に拘らなければ、M151A2が1番一般的な軍用ジープに近いですね。」
と、早速写真を送信しました。
翌日、監督のOKも取れ、撮影決定となりまして、指定された日に、TBSの緑山スタジオに自走で向かいました。
まあ洋画でさえ、軍用車両の調達に関しては中々正確にはいかないもので、昔「パラダイス・アーミー」と言う映画では、チェコの軍の基地の中で、米軍のガマコートが走っているシーンがありました。その事から考えるとTVドラマの収録規模なら、国産のジープにハングルのステンシルを貼って、撮っちゃうことも出来るところを、軍が違うとはいえ、実物のミリタリージープを使う製作サイドの拘りには、感服するものがあります。
ドラマはTBSで現在放送中の「ヤクソク」という番組で、韓国の青年と日本の人妻の不倫の物語です。このシーンは、青年が兵役の為、帰国している時に、会いたくてたまらなくなったヒロイン(南野陽子さん)が、基地まで会いにやってくるシーンなんですね。
いや、行って見て驚きました。軍服や装備品は、すべて韓国から空輸された実物です。さすがに、銃は無理ですが、背のうや飯ごうまで韓国軍の実物でした。ここまでやるのは、ホントに凄い!
さて肝心の収録ですが、直前になって
「すいません、ジープを運転してもらえませんか?」
「えっ!良いですけど、衣装は?」
「あっ、予備がありますから大丈夫です!」
と、いきなり出演となってしまいました。
ジープの出ているシーンは、全部で1分30秒位ですが、運転しているのは、すべて私です。みっともない顔が映らないように、なるべく縮こまって運転をしていたつもりですが、果たしてどうなっている事やら....。
しかし、短時間で、スタジオ内に基地のゲートや、道路のマーキングを作ってしまう美術さんたちの技術は、本当に感心いたしました。
多くの事を、学ばせていただいたお仕事でした。


スタンバイ中のM151


基地ゲートのセットの前で



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